前回は、メルマガで稼げない原因の1つとして、「メルマガが開封されていない」ということを挙げました。
まだご覧になっていない場合には先に→『メルマガが開封されない原因』の記事を読んでおいてください。
で、メルマガが開封されない原因として、「メルマガタイトル」は当然のこととして、実は「配信者名」と「配信時間」も大事なんだということでしたよね。
ただ、やはりまずはメルマガの開封率アップに当たって外せない、開封される「メルマガタイトル」のテクニックについて、今日は解説をしていきたいと思います。※開封させる配信者名と配信時間のテクニックについては後日別記事で解説します。
開封されるメルマガタイトルとは?
メルマガを開封してもらうために一番重要になってくるのが、「メルマガタイトル」です。
もちろん前回の記事で解説をしたように、iPhoneなどのメールソフトで受信すると「配信者名」のほうが目立ちます。が・・・
毎回のメルマガで変化を付け、開封率を操作することが出来るのは、やはりメルマガタイトルでしかできないわけです。配信者名を毎回変える…というのはすでにファンになってくれている読者さんの見逃しを生んでしまいますし、現実的ではありませんからね。
なので、メルマガの開封率を良くするために「メルマガタイトル」というのは避けては通れないものだというわけです。
では、具体的にメルマガタイトルによって開封率を良くするためにはどうすれば良いのでしょうか?
これにはいくつかありますが、まずあなたに覚えておいて頂きたいのは、メルマガタイトルというのは勤め先の会社で取引先などと普段交わすビジネスメールなどのタイトルとは違い“中身を総括したりまとめたものではない”ということです。
メルマガタイトルは、中身の総括やまとめでは“ダメ”
会社で交わす普段のビジネスメールの目的は、より早く、かつ簡潔正確に要件を伝えること。ですよね?
会社のメールで“開封させる努力”は、ほとんど不要です。なぜならば、そのメールは相手にとっても重要なものであり、わざわざ興味をそそる工夫をせずとも相手も「メールを開封して中身を確認したい」と思っているからです。
つまり、開封されることが大前提となっているメールなのです。だから会社のメールのタイトルって、「○月○日の打ち合わせの日程変更願い」とか、「○○の納期ご連絡」とか、「○○会議議事録の送付」みたいにしますよね。
タイトルを見ただけでどのような内容のメールかが分かり、「より速く正確な伝達」という目的を達成しやすくしているわけです。
しかしメルマガではそうはいきません。
メルマガは基本的に開封されないことが前提で、その上で興味を惹く工夫をし、開封してもらうための強い動機づけをおこなわなければ開封されることはありませんからね。
というわけで、メルマガを開封させるためのメールタイトルのポイントは“どうしてもメールを開封したくなるような動機づけを行うこと”にあります。
メルマガ開封の動機づけをおこなうテクニック
前置きが長くなりましたが、メルマガ開封の動機づけを行うために一番重要なのは、タイトルに読み手のメリットとなる提案を入れるということです。
具体的には、お得感。違和感。ギャップ。といった要素をメルマガタイトル盛り込み、開封することが読み手にとってのメリットになるタイトルにするということです。
まあ「お得感」というのは分かりやすいにしても、「違和感」や「ギャップ」を盛り込むというのはどういうことかと言うと、例えば
『18歳の老婆』
とか。こんな感じですね。このタイトルには、普通じゃ無い、つじつまの合わない“違和感”が存在していますよね。でもってそれは“ギャップ”にもなっているわけです。
人間の脳みそには「欠けている部分を埋めたい」と思う欲求が存在していますからね。だからこそ、こういった違和感のある、そのままでは理解できないメルマガタイトルを見た時、“中身を確認して、欠けた部分(答えが分からない部分)を埋めないと気持ち悪い”と感じてしまうというわけです。
会社で使うビジネスメールのタイトルは、極論、タイトルだけで簡潔に内容が分かることです。それでも読み手には詳細を見るメリット。というか義務が存在していますからね。
しかしメルマガではまったく逆。タイトルだけで内容が分かってしまえばそこで満足してしまい。その結果、違和感を埋めるために中身を見たりするようなことはしなくなってしまうわけですね。
こんな感じで、会社で使うビジネスメールのタイトルとメルマガのタイトルでは、目的自体が違っていますので、混同してしまわないようくれぐれもご注意ください。